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読書感想文が書けるようになる!魔法のテクニック

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『「好き」を言語化する技術 推しの素晴らしさを語りたいのに 「やばい!」しかでてこない』 なにこれめっちゃ私のことじゃん!!! ( ゚д゚) この本を初めて見た時、私はとても衝撃を受けた。 「やばい!」「おもしろい!!」を多用しがちの私の読書感想。 色々なサイトで他の人の感想を見るたびに、「すごいなー、こんな感想私もかけたらいいなー」 と横目に見ながら、諦めていた。 そこに現れた救世主がこの本! まさに出会うべくして出会ったのだ!!! ぶっちゃけね、本当に「好きを言語化できるようになるのか」って疑いました。 (流行っている本に飛びついて失敗した経験から、 流行本には警戒心が強い)笑 実際に本屋でこの本を手に取って確認して、「こりゃいいぞ!」と感じたので、即購入を決めました!(*´∀`*) ということで、最初の疑問。 「本当に好きを言語化できるようになるのか」。 私はできるようになると思う! ただし、ただ読んだだけではダメ。 この本に書かれていることを実践して、何度も書いていくうちに、少しずつできるようになっていくはず。 この本の中には、 好きを言語化するための方法が具体的にわかりやすく紹介されています! ・推しついて熱く語りたい ・推しについて、SNSで発信したい ・推しについて、文章で語りたい 推し活していると、いろいろな場面で押しについて語りたくなることありますよね! (私の場合は読書感想) でも、 推しの魅力を全然うまく伝えられない と言う人にぜひ読んでもらいたい! 人に話す時、SNSで発信する時など、それぞれの場面で必要なポイントが書いてあります。 私は読書ブログをやりたかったので、推しについて文章で語りたいという章がとても参考になりました! この本で紹介されている内容は、特にむずかしいことではありません。 誰でもできて、すぐに実践できる内容だったので、実は私もこのブログで試しております! (できているかはさておき…笑) 実はこの本で紹介されていた中で、もともと私もやっていたことが1つあって。 それは 「自分の感想を書くまで、他人の感想を見ない」 こと。 面白い本を読んだ後は、他の人がどう感じたのかとても気になってしまい、すぐ他の人の感想を読みに行っていました。 そうすると他人の感想で満足してしまう上に、自分がどう感じたかわからなくなっちゃう(忘れちゃう)ん...

読書の常識を覆す!720通りの物語、あなただけの物語を。

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  今回紹介するのは、 道尾秀介さんの『N』。 SNSのタイムラインでよく見かけていて、気になっていた本! 道尾秀介さんだから絶対面白いはず! と絶大な信頼を寄せていましたが、やはり面白かったです!笑 この本には6作の短編が収録されていて、 どの順番で読むかによって結末が変わる、という面白い仕掛けがされています。 6×5×4×3×2×1=720 つまり、 720通りの読み方が存在するということ 。 やばくない?!ねえ、やばくない?! 720通りってww というのが、本を手に取った時の私の感想。 ワクワクしながら本のページをめくってみると、 最初のページには各短編の冒頭部分が載っていて、どの章から読むのか選べるようになっています。 隣り合った短編は上下逆に印刷されているので、間違えて読むこともない。 とてもよく考えられてるー!! ぶっちゃけ「本は最初から順番に読みたい!派」 の私は「途中から読むなんて…そんな…無理!」と思ったんですが… 意を決して気になったお話から読むことにしました。 (もちろん最初から順番に読むという選択肢もアリです!) でも読み方が720通りもあるんだから、ちょっとチャレンジしてみたかった。 結局、ランダムに読んでみてよかった! 「次はどの話にしようかな〜」と選ぶ楽しみもあったし(*´∀`*) ネタバレをせずにこの本の内容に触れるのはなかなか難しいので、私が1番好きだった短編について書いていく! 『 消えた魔球と鳥 』 ピッチャーとして活躍していた高校生の兄を亡くした弟。 毎朝漁港でピッチング練習をしていた兄を真似て、自分も練習をしていた。 ある朝、みたことのない鳥がいることに気づき、その鳥がどこにいくのか、追いかけて見ることに。 その先で出会ったのはーーー。 物語の最後で、家族を亡くした少年が胸の内をさらけ出します。 実は、私自身も最近病気で家族を亡くしまして…。 そのことで思うことがあったので、彼の思いに共感する部分があり、とても…胸に刺さりました。 この本は「花シリーズ」の3作目ということなのですが、関係するのはモチーフだけなので『N』から読んでも全く問題ありません! 前2作がどんな内容だったのか、とても気になるので私はさっそくポチりました!(*´∀`*) 今、一作目の『光媒の花』を読んでいますが、とても面白い! まだ途中だけど、道...